人材と企業派閥
会社内に派閥があるのならば、派閥自体が成長期にあるのか、成熟期・衰退期にあるのか・・・
はたまたその段階にふさわしい人材を擁しているのか・・・
もし衰退期で、人材も過去の遺物なら放っておいて派閥の自然消滅を待つのが最善の方策でしょうが、これから股盛をきわめる可能性があるなら、社運を賭しても禍根を絶つべきでしょう。
「なるほど、社内の禍根を絶つにもいろいろ方法もあり、詰めなければならない点もあるんですね。
私は単純に吹き出してきたおできを切りとるタイミングしか考えていませんでしたけど・・・」
青年社長は腕組みをしながら、ひとりうなずいていました。
単身赴任富山支店に転勤していた後輩が5年ぶりに戻ってきて言うに、
「やはりサラリーマンは通勤定期をもって、満員電車で押されないと、生活の張りや生き甲斐が感じられませんね」
・・・との感想があります。
彼は富山支店での5年間、市内の中心にある独身寮に入り、毎日5分ほど歩いて通勤していたので、電車で通うのは久しぶりだと懐かしがっていました。
「人間というのは廃用萎縮といいますか、身体も能力も使わないと簡単に衰えるものですね」。