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2010年11月 アーカイブ

植物は本当に重要なのか 3

我々はこれまでに種を消滅させてきていますが、それは種が進化するスピードをはるかに超えています。


進化には、数千年、ときには数百万年もかかるのです。


いま起こっている破壊は、場合によってはここ数十年のできごとなのです。


自然界では、1つの種を構成する個体群はふつう数百万という数で存在しています。


しかし時として、個体の死滅する数が、生まれる数を凌駕してしまう場合もあります。


このようにしてまず個体数の減少が起こることで、絶滅にいたるプロセスが始まるのかもしれません。


もしその傾向が続けば、危機的状況が、個体群の崩壊する場所で現出するでしょう。


この状況をなんとかしなければ、その種は絶滅してしまいます。


保護論者は、このようなプロセスのいろいろな段階にある種を記述するのにたくさんの用語を使っています。


植物は本当に重要なのか 4

動物でも植物でも、絶滅に、いたるプロセスにあるものは、レッドデータブックに載せられます。


このレッドデータブックにはいろいろなレベルのものがあり、国家的あるいは国際的レベルで、保護論者によって出版されています。


こうしたレッドデータブックを手がけてきた元締め的な存在が、スイスにある国際自然保護連合(IUCN)です。


国際自然保護連合は、レッドデータブックの編集にあたり、絶滅プロセスの各段階を厳密に定義した用語を用いています。


すべての国が同じ用語を使っているわけではないですし、また、同じ意味合いでそれらの用語を使っているというわけでもありません。


ただ、次に掲げる用語は多くの国で使われているので、ここでも同様に用いることにしました。


危急(VULNERABLE)種とは、集団数が減少し、時いたればより深刻な危機的状況に陥りそうな種のことです。


絶滅危惧(ENDANGERRED)種は、集団が非常に縮小し絶滅する危険が著しい種のことです。


希少(RARE)種は、集団が2万個体以下からなる種のことです。


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